【イベントレポート】越境キャリア対話(火-Okoshi × セカンドキャリア塾)

イベント概要

2026年2月18日に「越境キャリア対話 Vol.1」がオンラインで開催されました。一般社団法人火-Okoshi(ひおこし)とセカンドキャリア塾の共同企画による本イベントは、第1期「青森火-Okoshi」プログラムの中間コンテンツとして位置付けられています。地域や世代を越えた対話を通じ、参加学生が自身のプロジェクトや人生観を多角的にブラッシュアップすることを目的としています。

今回は、第一回のサマリーをお届けします。

企画の背景

失われた「正解」と「Will」の模索 かつての「良い会社に入れば安泰」という成功モデルが崩壊した現代、多くの若者が無限の選択肢を前に「自分は何をしたいのか(Will)」を描けず、失敗を恐れて動けなくなる傾向にあります。一方で、豊富な社会経験を持つミドルシニア層もまた、人生の後半戦(セカンドキャリア)に向けて自らの生き方を問い直しています。本企画は、「教える・教わる」という既存の枠組みを越え、一人の人間として等身大で対話する場として設計されました。

対話のプロセス

世代間キャリア対話では、自身の人生の浮き沈みを可視化した「ライフラインチャート」を用いたプレゼンが行われました。さらに、「最近美しいと思ったもの」「人生で何を大切に生きていくか」といった、数値化できない感性や哲学に踏み込んだテーマで対話を深めました。これにより、過去の経験を深く掘り下げ、行動の源泉となる「軸」を明確にするプロセスが共有されました。

イベントのハイライト

対話の中では、参加者の深い自己開示と、それに対する世代を超えた驚きや共感が見られました。

・若者の挑戦と葛藤: 自衛官を経て青森でインバウンド事業を目指す学生は、自身の「達成欲」と現実の成果のギャップに悩む本心を吐露しました。

・16歳の高校生が語る「迷いのない好きなことへの情熱」に対し、大人側から「何回か転生して悟っているのではないか」という感嘆の声が上がる場面もありました。

・50代の参加者からは、かつて大企業の「高速エスカレーター」に乗らされていた状態から、現在は「自分の意思で歯車を回す」ことに喜びを感じているといった、重みのある経験談が語られました,。

まとめ 

50代と10代。
世代がこれほど離れていると、普通の場ではどうしても「アドバイス」「上から目線」「一方的な会話」になりがちです。

しかし、今回の対話は違いました。

教えるでも、教わるでもなく、
一人の人間として向き合う時間。

「何度でも参加したい」
「素直に話ができる」
そんな声が自然に生まれる関係性が、そこにはありました。

今回の対話は、その入り口。
一歩行動することで、世界はもっと、もっと広がっていきます。

事後アンケートでは、「異なる世代の考えを知ることで、自分の視野が広がった」といった声が寄せられました。

  • 「世代は変わっても、やりがいを持って行動している人の話は刺激になる」
  • 「自分の想いを言語化し、モヤモヤを解消する素晴らしい体験だった」
  • 「この場所だから、素直に話せる。素直に話すと気持ちいい」

今回の対話で得た「新たな視点」を糧に、学生たちはプロジェクトをさらに磨き上げます。