この企画で得られるものの方が大きいだろうなと思いました/ 株式会社ciokay 森社長

今回、セカンドキャリア塾のインターンシップを受入れて下さった企業の方に、参加の経緯やインターンが始まった現在の感想を、当社代表の大桃がインタビュアーとしてお伺いしました。

第3弾は、北海道浦幌町で栽培するハマナスを主原料にしたオーガニックスキンケアブラント「rosa rugosa」の販売 を事業とする、株式会社ciokayの森社長です。(https://rosa-rugosa.jp

――2021年1月、Iさん(30代女性、岐阜在住、育休中)がインターンとして参画。アウトソーシングを活用するための調査に携わることになりました。
※弊社は、女性のキャリア支援を行う株式会社mog(https://www.mog-career.co.jp)と共に、子育て中の女性にもインターンシップの場を提供しております。

セカンドキャリア塾のインターンシップ企画に参加を決めた理由を教えてください。

創業して4年が経過し、事業を更に大きくしていくには、自分の抱えている仕事を、外部に委託することを考えなければと思っていました。来年度以降に検討を進めようと考えていましたが、今回のふるさとみつけ塾インターンシップの話を聞いて、まずは、その第一歩目として参加してみようと思いました。

もちろん、実際にやってみないと結果が出るかは分からないと思いましたが、この企画で得られるものの方が大きいだろうなと感じたことが、参加した最大の理由ですね。

インターンの募集には、沢山の応募がありましたが、どんな印象を受けましたか?

年齢も性別も多様な方にご応募頂いた中で、本来であれば(応募して頂いた)皆さまとご一緒出来るのがベストだなと思っていたのですが…。私自身も一人で仕事を回しているため、すぐには全ての皆さんと仕事をするお話が出来なかったことは、すごく残念です。

ですが、Iさんとこれからどういう形になっていくのか、すごく楽しみですね。

今回、Iさんと一緒に仕事をしてみようと思った理由や決め手は何ですか?

Iさんが、弊社商品をお使い頂くお客様の年齢に近かったという点、そしてZOOMやSlackといったオンラインの環境に慣れていらっしゃった、ということが理由ですね。

あわせて、Iさんは今、子育てをしていらっしゃる。実は、子育て中の女性が在宅でも出来る仕事を、自分の会社でも提供出来ないかなと以前から考えていました。たまたまIさんが、自分が想像していたことと、同じような環境だった、という点が決め手でした。

以前から子育て中の女性の活用は考えていらっしゃったのですね。

はい。これから副業が当たり前になっていく世の中で、子育て中の女性でも、住んでいるところ関係なく、浦幌町や地方と関われるきっかけを作っていきたい、それが自分自身の希望であり、会社の方向性でもありました。

当社でも、商品開発の時から、地元のママさんや子どもたちにも、協力してもらっていました。地元の雇用もそうですが、弊社に関わりたいとの想いがある、子育て世代の方に、どう仕事を創っていけるのか、どう地方とのきっかけを提供出来るのか、をこれからIさんとのインターンを通して考えていきたいですね。

インターンが始まり、Iさんと一緒に働いてみていかがですか?

Iさんには、今まで大事だとは思いつつも、優先順位が低かった業務をお願いしています。今まで進まなかったことが、形になって出来ていくことは、すごく良かったと思っています。

特に、今後、アウトソーシングの活用を検討するにあたり、来てくださった方が仕事をしやすい体制や環境を整えていくために、Iさんのお力を借りられればと考えています。

インターンはリモートですが、オンラインでミーティング等してみていかがですか?

オンラインでのミーティングは、昨年度からかなり多くなったので、違和感は全く無かったです。応募頂いた方々も、オンラインに対して慣れている方ばかり、との印象を受けました。オンラインでの仕事に対する課題感や問題点は自分の中では全く感じなかったですね。

インターンが終わった後も、Iさんとはゆるやかな繋がりが続いていきそうでしょうか?

そうですね。ありがたいことに、弊社は日本全国、様々な場所で催事イベントを開催しています。Iさんにも「近くに来られた際は顔を出します」とのお話をもらっています。ぜひインターンが終わった後も、ゆるやかに、細々とでも繋がっていければいいなと思っております。

また、インターンシップの話があればやってみたいと思われますか?

はい、その時の状況にもよるとは思うのですが、ぜひ前向きに検討していきたいです。

終わりに インターン参加後の感想(Iさんより)

本業は、岐阜県でメーカーの技術職をやっています。地方には仕事がないと日頃から感じており、今回の北海道でのインターンシップの話を聞いて、地方でも仕事を創っていけるんだと興味を持ちました。実際に一緒にやってみて、本業では自分の仕事の範囲のことしか分からないのですが、森社長と話していると、会社全体のこと、地域のことをすごく考えていらっしゃるんだなと、実感を持って感じることが出来ました。インターンシップが終わっても、細く長く、いい関係を続けていきたいと思っています。

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